9章 整数、有理数への拡張
2004年6月。無等整数論を発行してから1年。素数格子空間は、自然数から、整数、有理数の範囲へ拡張してしまった。その拡張論理を、ここに発表しよう。なお、無等整数論をすでに読んだ方を対象に書いているので、N次元数、素数格子空間、など独自の定義の論理の展開は、無等整数論を入手して読んでほしい。無等整数論は、一部の書店では、現在でも店頭在庫があります。またインターネットなどで入手可能です。
/18以後は、条件が同じになるものを省いている。因果関係は一見複雑なようだが、aを素因数分解した時の素数の組み合わせに依存しているにすぎない。 なお、2,3,5,6,7,10,11,13,14,15,17,…….のような素数のべき乗を因数として含まない自然数を、単素数倍数と名づけよう。